セカンドオピニオンについて
セカンドオピニオンでは、診察などの検査や治療を行わず、ご相談の際は、患者様の主治医からの「診療情報」や「検査データ(検査結果やレントゲンフェルム等)」の提供が必要となります。
どんな時に
セカンドオピニオンを
受けたらいいの?
- 他の治療方法の可能性を確認したいとき
- 主治医の説明を別の角度から検証したいとき
- 主治医の診断に関して意見を聞きたいとき
- 治療方法を選ぶ際のアドバイスが欲しいとき
- 主治医の説明に納得がいかない箇所があるとき
これらの要望は、特にがんや進行性の難病などの場合に出る場合が多いです。
セカンドオピニオンは患者様が良質な医療を受けるための権利ですので、手段のひとつとして頭に置いておきましょう。
対象となる相談者の方
- 患者様ご本人(原則)
- 患者様のご家族様(ただし、患者様ご本人の同意がある場合)
- 患者様ご本人が未成年の場合は、保護者の方の同席が必須
セカンドオピニオンを
お受けできないケース
セカンドオピニオンはがんや難病以外の治療(高血圧や糖尿病など)についても相談可能ですが、以下の場合は対象外です。
- 現在の治療が正しいかどうかの判断
- 主治医からの了承を得ていない場合
- 医療費や医療給付に関する相談
- 医療ミスに関する相談
- 裁判中の場合や医療訴訟についての相談
- 亡くられた方についての相談
セカンドオピニオンの
注意点!主治医に内緒で
受けると怒られる?
主治医に内緒にしない
主治医に内緒でセカンドオピニオンを受けるのは、信頼関係を損ない、連携ができなくなるためおすすめできません。
主治医に相談し、紹介状や検査データを準備してもらいましょう。
まずは主治医の診断結果や治療方針を理解する
主治医の意見を理解していないと、セカンドオピニオンを受けても混乱します。
まずは主治医からの診断結果や治療方針について明確に理解しておくことが大切です。
セカンドオピニオン受診後は自分で決断する
セカンドオピニオンが担当医の方針と異なる場合、どちらの判断を選択するか悩むことがあります。
ご家族や相談できる方と話し合い、最終的な判断は自分で行う必要があります。
受診予約・料金について
セカンドオピニオンで
よくあるご質問
セカンドオピニオンはどんな時に受けるべきでしょうか?
セカンドオピニオンは以下のようなタイミングで検討します。
- 主治医から診察や治療方針の説明を受けたが、どうすればよいか悩んでいる
- 複数の治療方法が提示されて迷っている
- 他の治療方法の有無を知りたい
セカンドオピニオンとして他の医師の意見を聞くことで、現在の治療方針を別の角度から検討でき、診断や治療方針について納得するための助けとなります。
セカンドオピニオンは保険適用で受けられますか?
ご相談料金は健康保険の適応を受けられないため、全額患者様のご負担になりますので、あらかじめご了承ください。なお、お問い合せやご予約には料金は一切かかりませんので、セカンドオピニオン外来の詳細については、メールにてお問合せ下さい。
今の主治医に内緒で、勝手に病院を変えても良いのですか?
特に問題はありませんが、治療の引き継ぎがスムーズにいかない場合があり、検査結果や使用薬の情報がないと、再検査が必要になることもあります。
できる限り元の主治医に転院の意思を伝えて紹介状を用意してもらうことで、転院先でもスムーズに治療を受けられます。
同じ病気で複数の病院を受診しても良いのですか?
同じ病気で複数の病院を受診するのは控えてください。
医療費が増えるだけでなく、検査や投薬が重複する可能性があり、体へ悪影響を及ぼす恐れがあります。
治療に不安がある場合は、主治医に相談してください。